しばらく前の事になりますが、会社の先輩(?)に銀座久兵衛に連れて行って貰いました。高級お寿司屋さんらしい。定時よりちょっと早く上がってタクシーで銀座に向かう。
予約してくれていた時間には少し間があったので銀座をぶらぶらしました。なんとなく高級そうなお店(銀座ってだけでそうみえるのかしら)がひしめく中、一番興味をそそられたのは資生堂パーラーのケーキ。ホールで¥6,000くらいするそのケーキはショーウィンドウに堂々たる風格で並び、ほとんどのケーキの前に"売り切れ"のタグが付いていました。一体何時頃だったら買えるんだろう。リボンに見立てたチョコレートでデコレーションしてあったあのチョコケーキ。あれは是非とも食べてみます。
ケーキを見て興奮していると予約時間に近づいてきたので久兵衛に向かいました。なんとなく敷居が高く感じたのは前評判のせいでしょうか。私たちが通されたのは10人程度が入れる個室で、コの字型になったカウンターの中に職人さんがいる部屋でした。
"ところで"私には食べられないものが多くて、好き嫌いが激しいと言ってしまえば簡単なのですが、自己弁護の為にも一つだけ主張したいのです。好き嫌いと言うより、食べられないの。体に合わない物を口にすると顔面蒼白になって冷や汗が出るのです。わがままなだけで好き嫌いが多いのではなくてデリケートなの。その辺勘違いしないでください。なのでお寿司屋さんに連れて行ってもらっても、なかなか気を使うのです。あまり我が儘を言えない目上の人過ぎると、好き勝手に注文するのもはばかられるし、かと言って残すのもね。今回も注文の仕方に気を使うかなぁと思っていたのですが、職人さんに「お嬢さん(お嬢さん!)は苦手なものはありますか?」と聞かれたので「必ず食べたいものはトロといくらと穴子」とだけ答えると、なんと私の食べられない物を他の二人には出しても、私には出さないのです。好きな物を言っただけなのに、どうして嫌いな物までわかるのかしら。頂いた料理はどれも美味しかったし、なにより職人さんの手さばきをは、まるでショーを見ながら美味しい物を頂いているようで楽しい夜でした。お寿司の後も見てておもしろい事があったのですが、それはまぁここには書かないでおきます。皆さん、年末に向けてお酒はほどほどに。